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箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2015.11.20

湯河原ミカンと足柄茶
東北の仮設住宅など20カ所へ

  • 愛用の軽自動車と梅原さん

 湯河原町土肥の梅原雄蔵さん(67)が、今月3日から16日にかけて石巻市などの仮設住宅を訪れ、湯河原ミカンや足柄茶を届けた。

 ミカンは同町吉浜の向笠進さん(78)が5kg入り15箱分を提供。茶はJAかながわ西湘や神奈川県農協茶業センターの関係者が協力し、100g入り100袋分を提供した。現地にミカンなどを届けるのは3回目。軽自動車に積みこみ、現地の仮設住宅や観光案内所など20カ所ほどに飛び込みで訪問した。梅原さんによると、現地は巨大な壁のような防潮堤の建設が進み、海が見えにくくなっているせいか住民の表情は不安げだったという。「震災から時が経ち話題に上がる事が少なくなったが、現地の人たちには『忘れていません』と伝えました」と振り返った。

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