箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月4日
エリアトップへ
湯河原中への学校給食導入検討について、教育委員会が実施したアンケート(2回目)の調査結果が明らかになった。
これまでの検討の結果、設備面や資金面で難しい自校調理ではなく、学校栄養士が作る献立をもとに民間業者が調理する「デリバリー方式」に絞られており、今回のアンケートではそのイメージや不安、長所や短所などを聞いた。対象は中学1・2年の生徒と保護者、町内の小5・6年児童と小1〜6年の保護者で66%が回答した。
その結果、保護者は6割が「検討してほしい」と答えたものの、生徒児童は約3割にとどまる事が判明。「希望しない」保護者は10%を下回ったが、児童や生徒は32%となり、親子間で差が出た格好だ。デリバリー方式の「不安」に関する質問では、衛生管理や分量、費用のほか「温かいものが食べられるか」などの項目が多かった。メリットを聞く質問では、配る時間の短さや栄養バランスの良さ、「皆が同じものを食べられる」などが多かった。また給食費は約5割が「月額4500円まで」を望んでいる事が分かった。
教育委員会ではこれまでにデリバリー方式を導入した愛川町の事例などを視察。今後は教育委員会や総合教育会議(来年予定)でさらに話し合うという。
箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|