箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年1月29日
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今月18日に箱根全山にまとまった雪が降り、今シーズン初の除雪ボランティアが出動した。
メンバーが向かったのは、仙石原の高齢者宅。道路から玄関先までの道のりは分厚い雪が覆っていたが、3人が大型スコップを振るうと30分ほどで細い道が完成。仕上げに凍結防止剤をまいた。メンバーの小賀野浩美さん(仙石原)は「もてあます体力を活用してます。必要なモノもないから」と笑顔で雪を放っていた。 この活動は町社協が「特別な資格もなく誰でも参加できるボランティアを」と2年ほど前に企画。今年は中学生を含む6人がメンバーに登録している。除雪の対象は障がい者や高齢者など除雪できない理由がある人で、今回の依頼者(女性)は以前心不全になった事もあり、道の半分を除雪するので精いっぱいだったという。「無理して入院するのも困るからお願いしました。助かる。本当にありがたい」と話していた。