箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年2月12日
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箱根などに棲むニホンジカ対策の現状を語るシンポジウムが、13日(土)に生命の星地球博物館で開かれる。箱根では約100年シカが確認されなかったが90年代から目撃されるようになり、2014年には仙石原湿原に侵入している事が、自動撮影カメラの記録から判明した。シカは1日に3〜5kgの草を食べると言われ、好き嫌いもある。頭数が増えると、嫌いな草ばかり群生したり、土が踏み固められるなどの影響が出るという。環境省箱根自然環境事務所では「今後は希少植物を柵で囲ったり、捕獲が必要になる」と話す。
今回は丹沢や富士山、伊豆半島との広域連携などをテーマに、生命の星地球博物館の学芸部長・勝山輝男氏や県自然環境保全センターの山根正伸氏らが語る。入場無料、午後1時〜、【電話】0460・84・8727。