箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年3月25日
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湯河原町の隣、千歳川を挟んだ熱海市泉の中学生6人が18日に卒業式を迎えた。泉地区は小中学校が併設され、卒業生たちは約9年間をこの地で過ごした。来月から熱海高校や韮山高校など山の向こうに通い始める。クラスのテーマは「存在意義」の4文字で、自分たちが社会のために何ができるかを問うものだった。担任の高坂臣さんは「誰もが行事で1人3役、4役をこなして鍛えられてきた。どこに行っても行動できる」と太鼓判を押す。式典では榎本陽香さんが代表して惜別の言葉を述べ「もっと皆と過ごしたい思いがこみ上げる」「困難は乗り越えれば自分の力になる」と言葉をしぼり、涙を拭っていた。