箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年7月1日
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２人の孫と参加した勝俣さん
小田原の伝統工芸品「小田原提灯」の製作教室が６月25日、箱根の仙石原小学校で開催された。
製作教室は、小田原箱根商工会議所青年部が四半世紀前に立ちあげた事業。小田原市内の小学６年生を中心に、観光協会やちょうちん製作ボランティアの会と共に毎年、市内すべての小学校を回り、製作指導を行ってきた。
今回の教室開催は、小田原と箱根の青年部が合併したことに伴い、箱根での開催を模索していたところ、仙石原小学校のＰＴＡ（馬場由昌会長）が応諾し、実現した。教室には、同校の児童の中から製作を希望した42人（保護者、幼児含む）の他、箱根の森小学校からも６人が参加し、世界に一つだけの「マイ提灯」づくりを楽しんだ。
勝俣祥充さん（70）は孫の暖陽（はるき）君（仙石原小４年）、旦陽君（５）と一緒に参加。「貴重な経験をさせてもらい、ありがたかった」と喜んだ。馬場会長は「提灯の絵をみんな、真剣に書いてきてくれ良かった」とほっとした様子で笑顔を浮かべた。
この日児童たちが作った提灯は、７月30日（土）と31日（日）に小田原城址公園二の丸広場周辺で開催される「第25回小田原ちょうちん夏まつり」の際、堀に飾られ、ライトアップされる。
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