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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2016.07.08

箱根関所の厳しさ、芝居で
土下座でも通れぬ

  • 関所通過を乞う旅芸人 役人(右)は冷徹だった

 箱根関所が26日、江戸時代を再現した生々しい芝居で盛り上がった。一昨年から劇団・湯たんぽが上演している創作劇で、今回で6作目。代表の石黒重成さん(43)はリアリティを追求するため、関所資料館の文献などを読み込んで脚本を書いたという。物語は怪しげな旅芸人が主役。「あっしはただの…」と関所の通過を願い出て土下座するも役人の人見女(ひとみおんな)に留められ、仕方なく持前の芸を披露する―という内容だった。

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