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湯河原の子育て世代向け事業案 「産急車」「新保育園」「新婚生活支援」

経済

公開:2017年2月24日

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地元紙向けに会見する町長(15日)
地元紙向けに会見する町長(15日)

 湯河原町が昨年比7・4億円増、総額199億円の予算案を発表した。規模は過去最大となる。

 収入面では大型会員制ホテルオープンにともなう入湯税増などをプラス要因として見込むが、町税全体では昨年比で0・38%の微増。「ふるさと納税」の増や新保育園建設の町債などが規模を拡げている。

 予算案で注目を集めているのが子育て世代向けの新事業案。県内初という「産急車」(1087万円)を走らせる。産婦人科のない湯河原では熱海の国際医療福祉大附属や小田原市立病院などでの出産が多い。緊急車両として走らせ、安心感につなげる。事前登録制の構想で導入が決まれば真鶴も対象となる。また0歳児保育の充実の一環で統合保育園(まさご+八雲)を建設(4億5239万円)、新婚生活支援(728万円)も盛り込んだ。

万葉荘購入、駅前整備も完成へ道の駅など新観光拠点の布石も

 基幹産業の観光面では、年間2万人が宿泊し存続要望も強い県有の万葉荘を分割取得(今年は1500万円)するほか、温泉場の湯元通り街並み保全(5497万円)、駅前広場(1億8790万円・今年完成)といったハード整備で観光地の魅力アップを図る。

 観光拠点開発として万葉公園一帯の再整備の可能性を探り(1千万円)、仮称「ゆがわら道の駅」も整備に向けた基本設計に入る(632万円)。候補地は千歳橋近く川端公園。湯河原温泉への出入口に名産品販売の拠点を設ける構想を具体化してゆく。

 町議会は20日から始まっており、28日(火)に予算案に対し議員らが質問。3月8日(水)に決をとる。

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