箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年3月24日
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箱根の児童養護施設、箱根恵明学園(田崎吾郎園長)の子どもや職員など約80人が5日、東京ディズニーランドの1日を満喫した。
子どもたちを東京に招いたのは秦野市の(株)伊藤建設。同社の伊藤正太郎社長(37)は、高校在学中に授業の一環で同学園を訪れ、子どもたちと遊びを通して交流したことがあった。大学を卒業後、建設会社での修行を経て、2004年に独立。「お客さんから頂いたお金を社会に還元したい」と考えたとき、学園の事を思い出したという。「これまでディズニーランドになかなか行けなかった子もいると思う。『夢の国』のサービスを体験して、楽しみながら、何か感じてもらえたら」と話した。
バスの車内ではパンフを広げて計画を立てる児童の姿も。現地に到着すると「ファストパス取ろう」「ホーンテッドマンションに行きたい」と思い思いのアトラクションに出発。乗り物やパレードなどを満喫した午後5時、現地を後にする際には「楽しかったね」「8つも乗ったよ」と満足そうに話していた。