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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2017.04.07

金次郎像に本小松石
真鶴の竹林石材店が台座寄贈

  • 竹林石材店の竹林社長(奥)

 小田原市富水のJA組合員の有志らが3日、富水支店と桜井支店を統廃合して新設する報徳支店(同市堀之内)の玄関口に「二宮金次郎一円融合の像」を寄贈した。除幕式には来賓や関係者ら50人が出席した。

 同支店の所在地は二宮金次郎生誕の地。金次郎像は「郷土の賢人が遺した報徳思想を伝えたい」と有志ら31人が建立の計画を進め、個人や団体から計394万7844円が寄せられた。像は富山県の企業が鋳造し、台座石の素材は本小松石で真鶴町の(有)竹林石材店(竹林智大社長)が寄贈。同社が自然な風合いを残して加工した。竹林さんは「素晴らしい銅像。台座とバランス良く仕上がって良かった」と話していた。

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