箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2017年4月21日号
  • googleplus
  • LINE

湯河原町民で、オレンジマラソン10キロ女子30・40代の部1位となった 佐藤 敦子さん 湯河原町在住 48歳

走っていれば、きっと変わる

 ○…オレンジマラソンで最長コースとなる10キロ、100人を超えるランナーが競う部門でトップになった。カバンから大事そうに取り出した完走証には、初参加の99年から毎年タイムを削ってきた足跡が見て取れる。大勢のランナーが河のように走っているのに、遠くから「ジェイコー頑張れ」と声をかけられた。近くに勤務先のJCHO(ジェイコー)湯河原病院がある。顔見知りの患者さんか家族だったのか。「私が聞きとれていないだけで、一体どれだけの方々が応援して下さったんでしょう。勝手に走ってるのに」と肩をすぼめた。

 ○…出勤前の早朝に千歳川沿いを走るのが日課で、これまでフルマラソンのほか10時間かけて走る100キロマラソンも完走してきた。「これが限界」と思った事は数知れず。ポケットにお守りを忍ばせて大会に出るうちに「不調な時ほどいい結果が出る」と気づいた。冷たい雨に見舞われた今大会も振りかえると「湿気があって呼吸しやすかった」。最初は調子が上がらなくても、走っているうちに持ち直す事が多い。

 ○…逗子市出身。両親が業界新聞の編集者でカメラや原稿、大量の本に囲まれて育ち、文学少女だった横顔も。駆けっこはいつもビリ。「球技でもレシーブを頭で受けたり、マンガみたいに失敗しました」と笑う。体育が苦手でも地元水泳教室が開く5キロ遠泳だけは参加した。氷砂糖をなめながら仲間と海を泳ぎきった日を忘れない。

 ○…日本女子大では社会福祉の分野を研究、のめりこんだ道をまっすぐ進み、20年ほど前に旧湯河原厚生年金病院(現在のJCHO)に就職した。ソーシャルワーカーとして病院では患者や家族の悩みや心配を聞き取り、他の病院や専門家、町役場との絆をつなぐのが使命。長く勤めるなかで沢山の人間模様に出会った。家族が困難を乗り越えて再び一つになる姿などを垣間見て「これがやりがい」とも。伴走者でもある。

箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6件

木村 忠正さん

湯河原梅林で開催中の「梅の宴」で実行委員長を務める

木村 忠正さん

2月23日号

荒木 信広さん

10代の悩み相談室の開設に向けて準備を進めている

荒木 信広さん

2月9日号

小澤 健一さん

湯河原町で凧づくり指導を続ける最古参の青少年指導員

小澤 健一さん

1月26日号

加藤 好一さん

13日(土)の昼に点火、岩どんど焼き保存会の会長を務める

加藤 好一さん

1月12日号

室伏由美子さん

総務大臣表彰を受けた「湯河原録音奉仕会」で代表を務める

室伏由美子さん

12月15日号

田中 良宏さん

芦ノ湖グリーンカップの実行委員長で県モーターボート連盟会長を務める

田中 良宏さん

12月1日号

箱根・湯河原・真鶴版の関連リンク

あっとほーむデスク

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年2月23日号

お問い合わせ

外部リンク