箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月21日
エリアトップへ
日本城郭協会(東京都品川区)が6日に発表した「続日本100名城」に、小田原市早川の石垣山城が選ばれた。「日本100名城」には小田原城や、箱根路に北条氏が造った山中城(三島市)が選定されている。
石垣山城は豊臣秀吉が北条氏攻めの本陣として築いた、東日本初の総石垣の城。築城過程を隠し、一夜にして姿を現したという言い伝えから「一夜城」の名前でも知られ、国指定史跡に指定されている。
続100名城は同協会が昨年から全国の城郭ファンらにネットや催しなどを通じて呼びかけたところ、約500城がリストに上がった。その中から専門家が227城に絞り、【1】優れた文化財・史跡【2】著名な歴史上の舞台【3】時代・地域の代表という基準で選定した。
県内からはほかにも小机城(横浜市)が入ったが、しだれ桜で知られる真鶴の荒井城址や箱根の湯坂城跡などは入らず、熱海城も史跡でないため入らなかった。