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箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2017.05.12

大江戸旋風、伊豆山に到来
新装の水葉亭、連休中も「好調」

  • オープンに先駆け行われた報道関係者向け内覧会には、新聞やテレビ等27社が取材に訪れた

  • 国道135号線で一際目立つ赤い屋根、馴染みの外観はそのままに

 熱海市伊豆山の老舗ホテル水葉亭が4月28日、リニューアルオープンした。水葉亭は1951年創業、昨年8月に65年の歴史に幕を下ろした。その後、全国で34の温泉宿と温泉テーマパークを運営する大江戸温泉物語株式会社(本社/東京都中央区)が取得し、約2カ月間かけて改装。相模湾を一望できるロケーションを生かし、オーシャンビューの客室を新規で27室増やしたほか、関東随一の広さを誇る大浴場も一新した。また、最大246人収容のレストラン会場を新設し、約20メートルのライブキッチンで出来立ての料理を提供する。

 大江戸温泉物語は熱海市咲見町に2012年、同市内で初の「大江戸温泉物語 あたみ」を開業。今回は市内で2館目となり、伊豆エリアでは4館目となる。総客室数102室、定員436人となった水葉亭の出だしは良く、ゴールデンウィーク期間中も好調だったという。「地元の皆さまにより一層親しまれる旅館事業を展開していくとともに、地域の賑わいと観光の一助となれれば」と、同社の広報担当者は話している。

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