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合計2万冊 強羅に来年春ブックホテル

文化

公開:2017年6月9日

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 中強羅駅近くに来年春、客室などに計2万冊の本を備えた「ブックホテル」がオープンする。

 施設名は「箱根本箱」で、出版販売大手の日本出版販売(株)(本社・千代田区)が同社の保養所だった「あしかり」をリノベーションし、(株)自遊人(本部・新潟県南魚沼市)と共同で開業する。

 2年ほど前からプロジェクトチームを立ち上げ、(株)自遊人の提案をもとに計画を具体化してきた。19の洋室はそれぞれ書斎をイメージし、本棚に新刊や古書、洋書などを備える。同社によると「箱根で初のブックホテル」という。全体の計画は、このホテルを中心に、書店や本を備えたレストランなどを組み合わせた複合施設。すでに改築工事が始まっており、予約は来年からの予定。宿泊費は1泊朝食付で1万9千円〜。温泉もあり、日帰り客の受け入れも検討している。

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