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箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2017.09.08

江戸時代の小田原藩主
稲葉一族の墓元通りに

 徳川家光が敬愛した春日の局と江戸時代初期の小田原藩主・稲葉正勝が眠る長興山紹太寺(入生田)で10日(日)、『墓前祭』が行われる。午前10時から11時。

 同寺では3年ほど前に巨木が倒れ、春日の局と稲葉一族の墓所が倒壊した。住職の武内徳昭さんは「巨木の撤去や墓石の積み直しには、作業時間や費用など、想定以上の課題があった」と話す。約2年の間、手つかずの状態が続いたが昨年7月、市民ボランティアや市文化財課の協力を得て修復作業を開始。8月末、元の姿を取り戻した。『墓前祭』は誰でも参拝可能。当日、参拝した人には大般若札が進呈される。参拝には公共交通機関を利用のこと。詳しくは紹太寺【電話】0465・22・7760まで。

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