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箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2017.11.17

湯河原
目標は年間10万人来場
 ちぼりスイーツファクトリーがオープン

  • カフェやお菓子作り体験などがある1階

  • 新垣元治社長(手前)と樋口会長、冨田町長、石倉商工会長

 湯河原駅近くで3日に「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」がオープンし、地元住民などが中を一目見ようと列を作った。1階のカフェでは地元産ミカンを使ったシュークリームが並び、工場見学では大量のクッキーが焼き上がる様子やリズミカルに包装される様子に親子連れが釘づけになっていた。

 ファクトリーが目指す年間集客は約10万人で、地元住民はもちろん伊豆方面に向かう観光客の来場も見込む。来客層の年齢は幅広く、すでに中学や高校からの問い合わせもあるという。また1ヵ月前にはJR駅前広場がリニューアルしており、このファクトリー誕生は駅近の周遊スポット化にも寄与しそうだ。

 テープカットで樋口浩司会長は「ここを拠点に美味しいお菓子でみんなの幸せを作り、町の発展に協力したい」とあいさつ。冨田幸宏町長が「湯河原にはなかった施設。地域に根付くよう多くの人に愛されてほしい」と期待をこめた。

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