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公開日:2018.02.09
県内初、車載カメラに助成
犯罪抑止面でも活用
湯河原町が予算案を発表
湯河原町が昨年比2・8%減、総額約193億円の予算案を発表した。町税は0・24%の増を見込む。冨田町長は「華やかさはないが町民生活に直結する部分に配慮した」と話した。
新規事業の中で目立つのが県下初というドライブレコーダーの購入助成。これまで町は防犯カメラの購入助成を続けてきたが、交通安全と犯罪抑止を見込んで案に盛り込んだ。購入額の半額を助成、100台程度の申込みを想定している。
このほか統合保育園(八雲+まさご)の建設をはじめ、交通不便地域の運行計画策定を盛り込み、15%分の国保料値下げも反映させた。観光振興では千歳川沿いの「道の駅」具体化に向けた調査や基本設計、温泉風情をとどめる湯元通りの整備を続ける。昨年平松礼二画伯の「見えるアトリエ」がオープンした町立美術館は、足湯付のカフェを施工中。今後は平松氏の作品データベースも作る。
町長の改選まで約1年。先々には万葉公園再整備など課題も控える。老舗旅館の再生など民間の動きにも触れながら「点が線になりつつある。五輪に向けて弾みをつけたい」と語った。
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