箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年4月20日
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箱根ジオパークの隣・伊豆半島ジオパークが、4月17日にパリで開催されたユネスコ執行委員会で審議され、世界ジオパークに認定された。国内では9番目の世界ジオとなる。伊豆半島は2015年にも世界登録を目指していたが、イルカ漁が行われていた事などを理由に登録が保留された経緯がある。その後拠点施設の「ジオリア」を修善寺に開設、2度目の申請を提出。昨年海外の専門家が現地視察した。悲願達成について菊地豊伊豆市長は「伊豆半島全ての住民と喜びを分かち合いたい、伊豆半島の自然資源は世界の財産になった」とコメントした。
伊豆半島の日本ジオパーク登録は箱根ジオと同じ2012年。湯河原町の隣・伊豆山の走り湯や、ホテルニューアカオのある錦ヶ浦もジオサイトに盛り込まれている。
箱根ジオは2年ほど前に南足柄市が加わり、改めて新規認定された。箱根の事務局は「世界ジオは今も目指している。今できる地域振興をしっかりやりたい」と語った。