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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2018.05.25

都内の高校生が来訪
石材業に熱い視線

  • 水を散らして回る切削機を撮影する生徒ら

 聖学院高校(東京都)の1年生約40人が、5月22日に千歳川沿いの湯河原石材(二見尚弘社長)を訪れた。「スタディツアー」の一部で、湯河原・真鶴の地場産業である石材業の現場を感じ、業界の課題について考えた。

 工場では石の切削機や穴あけ機を体験したほか、真鶴の採石場(青木一雄石材店)にも足をのばした。壮大な本小松石の切り出し現場を前に、青木太成社長は年間2万トンにおよぶ産出量や、昭和初期まで人力で掘り出していたエピソードを解説した。参加した中兼聖人さんは「手作業の世界と思っていたが意外と機材を活用していた。この点を人材募集時に打ち出せば、若手が集まりやすいのでは」と話していた。

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