箱根・湯河原・真鶴版
公開：2018年9月21日
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久野にある稽古場で汗を流す
箱根町宮城野出身の野地嵩良君（旭丘高２年）が、９日に川崎市で行われた関東高校相撲選抜大会県予選（個人戦）で初優勝を飾った。大会では過去勝てなかったライバル選手を次々と退け、７戦全勝で頂点に立った。今夏は伊勢ヶ濱部屋での稽古などを通じて自信をつけ、大会では相手の動きを読む相撲で完勝。「やっと今までやってきたことが実った」と表情には充実感がただよう。10月の関東大会に向けて「県王者として出るからには無様な相撲はできない。優勝を狙いたい」と決意を語った。
父親の勧めで年長から相撲を始めた野地君は、箱根の森小・箱根中の頃もクラブ活動はせず「相撲一本」。現在は旭丘高で寮生活を送る。身長１７４cmという事もあり増量を意識、昼に３合のご飯をたいらげ続け、半年で15kg程の増量に成功。「ぶつかっても動じなくなってきた」と手ごたえをつかんでいる。試合後はきまって両親と地元・箱根の温泉でリフレッシュするという。
