箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年9月21日
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猛烈な暑さに見舞われた今年の夏。県西の主要観光スポットでもある小田原城も影響を受けた。
天守閣の入館者は2カ月で前年比約30%減少した。管理する市観光協会によると2年前のリニューアル効果が落ち着いたこともあり、夏までの数カ月は前年比15%減程度で推移。猛烈な暑さが始まった7月中旬以降に大きく落ち込んだという。「天守閣の中はエアコンが効いて涼しいが、城址公園への来園者自体が少なかった」と話した。
久野の「わんぱくらんど」では、駐車場利用が2カ月で約8500台と約30%減少した。4月に一部駐車料金の値上げもあったが、園担当者は「猛暑や台風、雨、駐車場代それぞれの影響があると思う。特に晴れた日は人が少なかった」と話した。
海水浴場は台風の影響等があったものの来場者は伸びた。御幸の浜は2年ぶりに1万人台を回復。江之浦は300人余り増え約2100人。
飲料取扱い関連の業者によると水やスポーツドリンクを中心に「前年より1割ほど取扱が増えた」という。