箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年11月16日
エリアトップへ
小田原の酒匂小学校では、訪問者へのおみやげとして銀杏をプレゼントしている。同小の校庭には2本のイチョウがそびえ立ち、9月下旬頃から色づいた銀杏が落ち始める。特有の強い匂いを放つだけでなく、触るとかぶれることもあるため用務員がその都度処分していたが、地域住民がボランティアとして作業に参加。銀杏は持ち帰って果肉を取り除き、乾燥させて届けてくれるという。「せっかくなので、学校の恵みを来校者へもおすそわけしよう」。封筒には、「少しでもきれいな方がいいかな」と、米山由美子教頭がイチョウの学術名などを記して制作したラベルも貼られている。