箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2018年11月30日号 エリアトップへ

湯河原町躰道協会で理事長を務める 十河 剛さん 湯河原町宮下在住 48歳

掲載号:2018年11月30日号

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湯河原に腰すえ「躰」探求

 ○…空手とアクロバットを融合したような「躰道(たいどう)」。12年前、町を望む高台に道場を建てた。室内には道場生の名前を書いた木札が並び「勢法」や「残心」など奥深そうな言葉も。「この一角が好きで」と目を細める先には、教え子が書いた目標がずらりと貼ってあった。

 ○…東京都多摩市の団地で育つ。中学生の頃にテレビ番組で、バック転して板を割る躰道に衝撃を受けた。当時は光GENJIの全盛期。頭に「もてる」の3文字がよぎった。高校入学と同時に躰道部に入部。腕っぷしに自信があったが先輩には蹴りも突きも効かず、勝ちたい一心で稽古に熱中することに。3年生で全日本選手権を目指したが、下級生の相手に負け、地区予選敗退。「ここで辞められるか」と火がつき、今も消えていない。

 ○…スポーツ医学に関心があり、防衛医科大学校に進学。実弾飛び交う下を這って進む訓練も経験した。その後自衛隊基地などで働くうちに小児科医を志し、民間病院へ。現在は横浜市の病院で消化器や肝臓専門の小児科医として働く。病棟の子どもたちと接するなか「よろしくお願いします」と親に手を握られた事が忘れられない。湯河原に移住後に2児の父親となり、その気持ちを痛感するようになった。

 ○…家での口癖は「自分の行動に責任を持ちなさい」。硬派な表情を変えずに「だめおやじです」。自然豊かな湯河原は子育てに絶好の環境だが、子どもの数が少なく道場運営は簡単ではない。チラシを配っても人が集まらず、とにかく知ってもらおうと商店街のイベントでも演武している。最近、教え子の運動会の姿を見て驚いた。他の子に比べて駆けっこの動きにぶれがない。別の教え子はみずから動いて下の子を世話するようになった。手ごたえは感じている。

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