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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2018.11.30

籐が泳ぎだす
「シアワセノツカイ」

  • 真鶴の住宅内には楠を彫った顔がずらり「おバカのおうち」

  • 幻想的な作品を展示した「青宇宙」

 湯河原と真鶴、熱海市泉で、住宅や店舗を美術館に見立てた「アート散歩」が30日に閉幕する。最終日も20会場で作品が楽しめる。先週までの会場には、町を探検するようにアート巡りをする人達で賑わった。吉浜の住宅街にある「工房YOSHIDAYA」では籐を編んで「太古の海」を表現。抜け殻のような深海魚オブジェ「シアワセノツカイ」=写真上=は、リュウグウノツカイの先祖で「見た人が幸せになる」というコンセプト。

 真鶴半島の森に包まれた「おバカのおうち」ではマリリンモンローやミュージシャンたちの顔の木彫りがずらり。町内で譲り受けた楠材で好みの顔を彫ったという。室内には大型スピーカーが壁のように並び、リクエスト曲が流されていた。

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