湯河原の冨田幸宏町長が31年度予算案を明らかにした。4月には改選を控えるなか、冨田町政の象徴ともいえる「ゆがわら2011プラン」に沿った新事業が盛り込まれた。
一般会計の規模は昨年度比4・08%減の94億1100万円。国民保険や上下水道などの会計を含め、全体では6・44%減の181億436万円となった。町税収入は前年比0.74%分の微増を見込む。
※※
主な新規事業…▽公共施設の維持管理に関する個別計画関連(1408万円)/▽新しい総合計画の策定(606万円)/▽マイナンバーカードを使ったコンビニでの住民票や印鑑登録証明の交付(501万円)/▽吉浜橋近くの中央区民会館を旧中学校エリアに移転して建替える工事(4500万円)/▽体外受精や顕微授精など特定不妊治療や不育症治療費用の助成(150万円)/▽宿泊型の産後ケアやデイサービスなど(282万円)/▽新生児聴覚検査費用助成(66万円)/▽土地開発公社が保有する用地(ゆり公園付近)を取得(9032万円)/▽鍛冶屋ガードの動線をカラー化して安全対策(153万円)/▽民間1施設の大規模建築物耐震化支援補助(7225万円)/▽今年度完成する防災コミュニティセンターの運営経費(754万円)/幼稚園児や保育園児に外国語に慣れ親しんでもらう時間を作り小学校の外国語活動との連携を図る(190万円)/▽町民体育館の駐車場の舗装整備(4975万円)/▽総合公園に弓道場整備(1200万円)