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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2019.02.08

湯河原の間伐材でスウェーデントーチ

  • 長時間燃えるためコンロ代わりにも

「メンバー募集」狼煙上げる

 1月末の湯河原農林水産まつりに、湯河原の間伐材を使ったスウェーデントーチが並んだ。新崎川上流の町有林を手入れしているボランティア団体「湯河原森のなかま」が作ったもので、会員募集の看板代わりに並べたという。メンバーの顔触れは町外在住者が多いが、使命感は強い。「手入れをした森には雨水が自然に浸透し、崩れにくくなる。安全な森に変わるんです」と水津敏代表は話す。ただ年配者が多く、人手はまだ足りない。

 スウェーデントーチはチェーンソーで切れ目を入れた丸太で、火をつけるとトーチのように炎が上がり、消えにくい。フライパンやヤカンなどを置いてコンロ代わりにもできるとあって、近年は防災面でも注目されている。会場に並んだ分はすべて引き取られ、現在在庫はないという。

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