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真鶴町予算案 岩ガキの滅菌出荷施設も 過疎債活用は13事業

社会

公開:2019年3月8日

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試験養殖をチェックする関係者
試験養殖をチェックする関係者

石材業で栄えた土屋家ゆかり 民俗資料館も購入

 真鶴町の予算案が2月26日に発表された。

 国保や上下水などを含む全体の予算規模は昨年比3・84%増の66億9272万円。歳入のうち町税収入は前年比99・84%と微減になった。

 過疎債をあてる事業は13事業にわたる。町の新しい地場産品として試験飼育を続ける岩ガキの滅菌出荷施設を建設(1億2900万円)し、オリンピックの翌年から年間10万個規模の出荷を目指す。現在試験飼育している岩ガキの中には殻が17cmほどに育つ貝もある。また、明治25年に建設され、現在町が借りて運営している民俗資料館の購入(3480万円)を盛り込んだ。資料館は衆議院議員・土屋大次郎ゆかりの建物で、昔から伝わるひな人形やこいのぼりなどの企画展も開かれている。老朽化しており、購入することで大規模修繕もしやすくなる。また真鶴・湯河原のし尿を熱海の下水処理場で処理するための設備整備負担金(1億3223万円)に、過疎地域自立促進特別事業基金をあてる。

 ほか、重点施策の一部…▽過疎対策事業として町道真第1号線のすれ違い困難部分の解消整備(1150万円)岩漁港泊地の浚渫の実施設計(350万円)▽Jアラート自動メール配信装置導入(604万円)▽消防ポンプ車購入(2399万円)▽土砂災害ハザードマップ作成(300万円)▽町内でのテレワークなどワークシェアの環境づくり(430万円)▽本小松石を利用した石の彫刻展開催など(5527万円)▽まなづる小にタブレット40台、大型提示装置10台などを導入(775万円)▽子どもの英検受験料の補助(386万円)▽公共施設の長寿命化や統合などのため、49施設の調査を実施(1740万円)

企画展も不定期で開かれる
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