箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年3月8日
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仙石原文化センターで2月23日に地元っ子を集めた「ざっこの会」が開かれ、40人がお囃子の太鼓を体験した。仙石原では2年前に少子化などの影響で子ども囃子が解散した。お囃子のOBで仙石原こども連合会の会長でもある勝俣直人さん(41)は「地域の祭も、どこかさみしくなった」と話す。今回は子ども囃子の復活を目指した企画で「まず体験してもらい『やりたい』につながれば」と願う。仙石原神楽保存会の滝澤謙二さん(48)が「ばかばやし」のリズムを叩いて見せると、子どもたちも追いつこうと懸命にバチを振るった。久々に響く合奏に笛の音色が重なる。OBが「難しい?」と聞くと、元気よく「むずかしくなーい」の声が上がっていた。