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公開日:2025.09.04
〈青葉区鴨志田町ナザレ幼稚園〉2025年8月給食室を新設~10月より完全自園調理式給食を開始 試食会に参加してみた感想は

ナザレ幼稚園(青葉区鴨志田町1264番地)は2025年8月、敷地内に新設した給食室を完成させ、2025年10月より完全自園調理による給食を開始する※1。園児たちに「栄養満点で温かい食事を毎日食べてほしい」という園の思いがこのほど実現した。
※1 「給食」または「お弁当の持参」を選択可能
動画で紹介
高性能調理器具を導入
給食室には、蒸し、焼き、煮る、炒めるなど一台で多機能に調理ができる高性能な「スチームコンベクションオーブン」が導入され、安全かつ効率的な調理体制を整えている。


ナザレ幼稚園が給食で最も大切にしているのは、「美味しい」「楽しい」「安心」の三つの要素だ。園内で調理された温かい食事を提供することで、子どもたちの食への興味を引き出す。さらに友人との食事を通じて楽しさを育み、園内で調理することで徹底した安全管理の下、安心できる食事を届ける。また将来的には、同園が所有する山梨の農園で採れた果物(巨峰、シャインマスカット、柿、キウイなど)や野菜(大根、玉ねぎ、白菜、ミニトマトなど)も提供される予定だ。



大好評の試食会
新給食の本格的なスタートに先立ち、8月19日には園関係者らを招いた試食会が開催された。この日の献立は、給食室の調理師が腕を振るったタンドリーチキン、タラの磯辺揚げ、コーンスープ、トマトサラダ、白米の5品。参加者からは、「魚もお肉もどれも最高に美味しかった。毎日食べられる園児が羨ましい」といった高評価の声が聞かれた。

園が目指す、食育のゴールとは
同園の瀬野進さんは、「家庭で朝昼晩、三食食べる子もいれば外食が多くなる子もいる。多様性の時代ですが、給食、お弁当に限らず、バランスの良い食事をとることは食育上大変重要。給食室ができたことで園児たちの食育に良い影響を与えていきたい」と話す。また、「子ども達が将来、自分自身で『どう食べれば健康でいられるか』を考えて、選択できる力を育ててあげたい。小さい頃にバランスの良い食事を味わった経験が『食べることは楽しい』『身体に良い物を選ぶってこういうことだよね』と、いつか思い出してくれたら――」と同園が目指す食育のゴールについて話した。

同園によると9月から10月にかけて、保護者向けの試食会も実施予定とのこと。園で提供される給食のクオリティーに驚くこと間違いなしだ。

学校法人四恩学園 幼稚園型認定こども園 ナザレ幼稚園
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横浜市青葉区鴨志田町1264番地
TEL:045-962-0050
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