港南・金沢・横須賀エリアの医療社団法人
厚済会が多業種でスタッフ募集
自分らしく、患者さんに寄り添う医療を提供

　1980年の設立以来、「仁・愛・知・技」の理念に基づき、地域に根差した質の高い医療を提供し続けている「医療法人社団厚済会（理事長：大西俊正）」。同法人は現在、透析治療を中心に、予防から終末期まで患者さんのニーズに応える「人生のパートナー」として包括的な医療を提供している。実際に同法人には医師や看護師以外にも、臨床工学技士、薬剤師、作業療法士、栄養士や介護福祉士など多様な有職者が在籍。相互に連携を取り、チーム医療で患者さんに寄り添ってきた。

　また、通院治療が必要な患者さんへの無料送迎や近隣学校へのボランティアなど、地域社会への貢献を行っているのも特徴だ。

上大岡で創業、「仁・愛・知・技」の理念で地域医療に貢献

　厚済会は1980年8月、上大岡駅から徒歩１分の場所に「上大岡仁正クリニック」を開院。当時、透析治療を必要とする患者さんの増加と透析ベッドの不足が社会問題となる中、理事長の大西俊正氏が大学病院での経験に基づき、地域で質の高い透析医療を提供するため設立したものである。それ以来、横浜市と横須賀市で上大岡仁正・金沢・文庫じん・追浜仁正の4つのクリニックと、入院設備を持つ横浜じんせい病院を運営。規模を拡大してきた。

　「仁・愛・知・技」を法人全体の理念としている厚済会。この理念は「仁術の心をもって正しい医療を提供する」「温かい愛と奉仕の精神をもって患者さんに寄り添う」「謙虚さを大切にし、職員が互いに尊敬し高め合う信頼関係を持つこと」「常に最新の医療知識と技術の獲得を目指す」の４つで構成。これらを大切にし、透析治療のみならず、地域住民の健康レベル向上に取り組んでいる。

多様な職種を募集中

　現在、ドライバーや看護助手、医療事務などのパート社員を中心に幅広い職種・雇用形態で求人募集を行っている。経験者はもちろん、ブランクのある人も安心してスタートできる仕組みを整えている。まずは、入社時に全職員が受ける入社時研修からはじまり、各部署でのOJTに移る。入社後も看護師、臨床工学技士、看護助手、ドライバーに至るまで、職種ごとの段階的な教育カリキュラムを用意。OJTを取り入れ、スタッフの「学びたい」意欲を法人全体でバックアップすることで、専門性を高めることが可能となっている。

自分らしく輝ける環境

　平均残業時間は3.8時間、ワークライフバランスが実現しやすいのも同法人の特徴。社員へのアンケートでは、34％が入社の決め手を「勤務時間や休日」と回答。産休・育休からの復帰実績も豊富で、長く安心してキャリアを築くことができる。

　さらに、福利厚生も充実。法人内の一部施設では一外来の受診料が半額に。他にもインフルエンザワクチンの接種が無料、１食250円ほどの自己負担で弁当を注文できる。

職員の声

　以下では、実際に働くスタッフに行ったインタビューを掲載（厚済会採用HPより引用）。厚済会で働き始めた理由や、やりがいなどについて語ってもらった。

ーこの仕事を始めたきっかけは

　「早期退職をきっかけに、次にどんな仕事をしようか考えていたとき、知人から送迎ドライバーの仕事をしていると聞き、興味を持ちました。もともと運転が好きで、人と関わる仕事にも関心があったこともあり、「自分に合っているかもしれない」と感じました。厚済会は1日を通して働ける勤務体制で週3日のシフトという点が、自分の生活スタイルに合っていました」

ー普段の送迎業務で意識していることは

　「どんなに慣れた道でも気を抜かず、『無事にお迎えし、無事にお送りする』ことを常に意識しています。送迎中は、患者さんとお話ししながら体調の変化にも気を配っています。透析後はふらつきや体調不良が起こることもあるため、小さなことでも気づかいを積み重ねて安心感や信頼につなげています。「じんせい病院の送迎は安心だね」と患者さん同士で話題にしてもらえるような、そんな信頼を築いていけたら嬉しいで

す」

ーやりがい。目標は

　「“ありがとう”が、何よりのやりがいです。そして、患者さんから信頼され、認められることが目標です。これまで無事故・無違反を続けてこられたのは、患者さんを第一に考えてきたから。これからもその気持ちは変わりません。後はドライバー業務に追加して、介護福祉士の資格も取得したので、今後は介護の仕事もできたら良いなと考えています」