港北消防署が2月13日、横浜アリーナで家庭防災員に向けた地域の防災スキルアップを目的とした講演会を開催した。
家庭防災員とは、災害時に家庭内や地域コミュニティの中でリーダーシップを取ることができ、消防署が実施する研修を受けた人。同署では年度ごとに防災員を募集しており、年に3回の研修を行っている。同署によると港北区には約1万4000人の家庭防災員がおり、今年度の研修参加人数は約200人という。
今回の講演会は、毎年2月〜3月に、研修最後の締めくくりとして港北公会堂で行われているものを、会場をアリーナに移し、一般の観客を募集しての開催となった。
当日はNPO法人神奈川救助犬ネットワークの代表・渡辺登志男さんを講師に招き、約200人が集まる中「災害現場で活躍する災害救助犬について」をテーマに講演会が開かれた。
その後、横浜市消防音楽隊の演奏会も実施。25人が奏でる音楽で来場者の耳を楽しませていた。
同署は「外部講師による講演会で別視点の防災知識も取り入れ、地域で活躍してもらえれば」としている。
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