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港北区 社会

公開日:2025.12.12

【港北警察署管内】
菊名で店舗荒らし、新吉田町では住宅内に「見知らぬ靴」 年末控え侵入盗に警戒を
自転車盗は8割が無施錠

 港北警察署は12月9日、2025年12月1日から7日までの1週間における管内の犯罪発生状況を発表した。期間中の刑法犯認知件数は24件(不審者情報を除く)だった。

店舗の窓ガラス割る住宅に侵入形跡

 12月1日未明、菊名地区において「出店荒し」が発生。店舗の窓ガラスが割られ、店内に設置されていたレジや棚から現金が盗まれた 。

 同日の夕方には、新吉田町で戸建て住宅を狙った「住居侵入(未遂)」も発生している。1階の腰高窓が開けられ、室内には見知らぬ靴が放置されていた 。

4件が「無施錠」

 「自転車盗」は1週間に5件発生した。発生場所は綱島西(2件)、師岡町、大豆戸町、樽町。被害に遭った5件のうち4件が「無施錠」だった。同署は「駐輪する際はダブルロックを心掛けて」と注意を促している。

 このほか、樽町では原付バイクのナンバープレートが盗まれる「部品ねらい」、師岡町では解体工事現場から工具類が盗まれる「工事場ねらい」も発生している。

「ゴミ出し」の隙も施錠を

 これから年末年始にかけて、帰省や旅行などで自宅を留守にする機会が増えるため、「空き巣」被害の増加が懸念される。また、家に人が在宅中に侵入する「居空き」にも注意が必要だ。同署は以下の対策を推奨している。▼ゴミ出しなど、少しの間でも必ず施錠する。▼浴室やトイレの小窓も忘れずに閉める。▼防犯カメラ、センサーライト、防犯性能の高いドア・窓を活用する。▼自宅内に多額の現金を置かない。

 同署は、公式X(@kouhoku_police)や県警公式アプリ「かながわポリス」を活用し、こうした最新手口や防犯情報を発信している。年末の防犯対策の一つとして導入してみては。

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