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旭区版 掲載号:2015年2月5日号 エリアトップへ

開店1周年を迎えた「希望カフェ」の代表理事を務める 田口 良生さん 四季美台在住 61歳

掲載号:2015年2月5日号

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理想の場 追い求める

 ○…「やりたいことが、思い通りになった」。昨年1月に開店した中希望が丘の「希望カフェ」は、手作り作品販売や喫茶、イベント開催などを行う地域の交流拠点。この1年で地域にすっかり溶け込み、店内には3世代交流の姿も見られる。「開店と同時に来てくれる方もいる。安定して続けていくためには、まだ課題もある。一生懸命やらないと」。確かな手応えを感じつつも、目指すはさらに上だ。

 ○…中高年を対象に生きがいづくりなどを啓発する「健康生きがいづくりアドバイザー」の資格を持つ。同じ志をもった仲間が、希望カフェの立ち上げメンバーだ。「自己満足ではなく、みんなに楽しんでもらうためにどうするか」。試行錯誤しながら運営していくうちに、カフェを拠点につながりが生まれていった。「すべてが初めてのことだけど、やると必ず笑顔が返ってくる」。その笑顔が、やりがいにつながっている。

 ○…名古屋の出身で、就職を機に横浜へ。自動車会社でエンジンの設計技術者として仕事に没頭した。しかし、定年の1年前から退職後の人生について考え始めた。まず目を向けたのが、「地域」。仕事一筋で自治会活動にもあまり参加できていなかったが、地域の講座などに参加するように。それと同時に始めたのが、生物の勉強で今も進行中だ。何事に対してもやるべきことを決めるのは「技術屋」ゆえ。「大きな目標のために、一つずつ課題に向かっていく」。仕事に対する姿勢は、今にも通じている。

 ○…鶴ヶ峰や二俣川に行くことが多く、希望ヶ丘は数回訪れた程度だった。だが、今では行きつけの店もできて、買い物もほとんど希望ヶ丘で済ます。「下町っぽさが残るいい街」とすっかり街に馴染んでいるようだ。趣味のウォーキングは、「アイデアが発酵される」大切な時間。「気になってることが、頭の中に次々と浮かんでくるんです」。今は、希望カフェのことでいっぱいかもしれない。
 

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