戦争体験を語り継ぐ若葉の会(片岡正会長)は8月13日、旧若葉台西中学校で「語り部による戦争体験を語り継ぐ集い」を開催した。
2002年から若葉台を中心に横浜市内の小・中学校、高校で戦争体験を伝えている同会。会員は高齢化して活動できる語り部が減少する中、戦争体験を次世代へ語り継いでいくために集いが企画された。
会場には80人を超える人々が集まり、会員たちによる学童疎開や北朝鮮からの引き揚げをテーマにした体験に耳を傾けた。また片岡会長が体験をもとに原作を書いた「横浜大空襲」を、語り部の鈴木美穂子さんと海老澤文子さんが朗読し、戦時中の様子を参加者たちに伝えた。
朗読後には、戦時中の庶民にとってご馳走だったすいとんを味わった。片岡会長は「戦後72年。『戦争の悲惨さ、平和の尊さ』を忘却させないため、ぜひとも次世代の人たちに語り継いでいただきたい」と話した。
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