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旭区版 掲載号:2014年12月18日号 エリアトップへ

「希望が丘光の祭典」のアートディレクターを務める 中村 敬さん 鶴ヶ峰在住 49歳

掲載号:2014年12月18日号

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街の魅力 光で伝える

 ○…「希望が丘は大都会でも過疎でもない『中間領域』の街。その街が持っている元々の魅力を、光を使って引き出していきたい」。1月末まで、街を光で彩るアートイベント「希望が丘光の祭典」。芸術作家としてイベントの指揮を執る。「ある意味で、どこにでもある街。そこでおもしろいことができれば、可能性が広がる」と語る。

 ○…「スマートイルミネーション横浜2014」で、マリンタワーを光のアートで照らしたり、新潟県十日町市などの越後妻有(つまり)で3年に1度行われる「大地の芸術祭」に参加し、地場産業復興をテーマにした創作活動などを続ける。手掛けるのは「アート的な側面が強い」もの。光を使い、場所や建物の魅力を引き出し、発信する。希望が丘ではショッピングセンターに関心があると言い、「シャッターが下りている空間自体が面白いから、『何だこりゃ』って感じでうまくいくかな」と、冷静に分析する。

 ○…京都出身。父は学者で、自身も促されるように同じ道を目指した。3浪して京大を受験するも「理数系ができなかった」と断念。母方の祖父が日本画家で「もしかしたら」と美大進学を決意し、半年の勉強で合格した。大学進学後は舞台美術と照明デザインを専攻する教授に師事。芸術家としての下地を築く日々を過ごした。

 ○…約1年前、関内から鶴ヶ峰に居を移した。「仕事柄、一般の人からは『理解できない』、同業者とはぶつかっちゃう」。独身生活が続くが、「だからこそ自由に動けるのかな」と笑う。また、「寒くなる今の季節は毎日のように行く」というほどの温泉好き。「近くに温泉があってよかった。癒されるのが好きだから」と表情が和らぐ。光の祭典について「開催期間も長いので、徐々に手も加えていきたい」。クリスマス、お正月と続く季節、「趣味が仕事になった人」が、古き良き昭和の香りが残る街を色鮮やかな「光」で彩る。

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