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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2015.08.06

地域で作る学びの場
あさひ寺子屋が一周年

  • 熱心に講師の説明を聞く参加者

 新聞販売店「ASA三ツ境北部」(安達和夫店長)=笹野台=で行われている、地域住民向け無料講座「あさひ寺子屋」が7月で1周年を迎えた。地域の学びの場として徐々に参加者の輪も広がりを見せている。

 同講座は、地域に住むさまざまな技術や知識のある人が講師になり、住民に無料で講座を開くというもの。「旧店舗のスペースが空いたので、何か地域に貢献できる使い方をしたい」という安達さんとその友人らの思いで始まった。これまで「算数・数学お助け塾」、「私たちの生活と憲法」などバラエティーに富んだ講座が行われている。

 7月20日に行われたのは、「初心者向け”iPad”講座」。区内在住の男女4人が参加し、講師は笹野台で青果店を営む関敏幸さんが務めた。参加者からは「カメラ機能の使い方が分かったから、今度旅行に持っていこうと思う」などといった声が聞かれた。

 同講座の運営に開設当初から携わる安達さんは「1年間手探りでやってきて、やっと形になってきた」と手応えを感じている様子。「地域に貢献したいという人に講師をお願いしている。そういう人の手助けにもなれば」と語り、同講座を「住民同士をつなぐきっかけにしたい」と話した。

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