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胃・大腸がん 「内視鏡で早期発見を」 金沢病院・長田医師に聞く
「内視鏡による検診を受けることで、胃がんの死亡率は減少する」――国内外で複数の根拠が示されたことを受け、厚生労働省は今年4月、がん検診に関する指針を改定。バリウムX線検査に加え、内視鏡検査も対象となった。金沢病院副院長で内視鏡室長の長田正久医師に話を聞いた。
「成人の死因の1位はがんで、中でも胃がん・大腸がんは、それぞれ2位、3位。40代以降は胃・大腸がんの発生率が極端に増える。まずは定期的な検診を受けてほしい」と話す長田医師。胃・大腸がんの初期は自覚症状がまったくないため、その多くが検診で発見される。特に内視鏡検査はミリ単位の早期がんまで見つけることが可能だ。金沢病院は系列の検診クリニックと連携し、早期発見に力を注ぐ。「(内視鏡は)敷居が高いと思われがちだが、今は一般的になっています」
また、「胃がもたれる・しくしく痛む」「便に血が混ざる」「便秘や下痢などの便通異常」などの症状があれば、直接、病院での検査をすすめている。
負担少ない手術も
検査のみならず手術にも活用される内視鏡。早期ならば切開することなく、がん細胞を切除できるため、体への負担が少なく回復も早い。大腸検査でポリープが見つかれば、その場で切除することもあるという。
長田医師は「少しでも気になることがあれば、ためらわず、気軽にご相談ください」と呼びかけている。
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