横浜市は現在、市内の商店街での店舗運営を検討している人を対象とした「チャレンジショップ」の参加者を11月28日まで募集している。これは商店街の空き店舗に、創業希望者が「お試し」で一定期間店舗を出店できるもので、保土ケ谷区内では和田町商店街内のスペースを活用する。
(一社)神奈川県中小企業診断協会(【電話】045・228・7870)が事務局を務めるこの事業は、経営のノウハウや消費者の反応に直接触れることによる創業希望者の発掘や育成を目的としたもの。市の書類審査や面接を通じ、出店者を決める。期間は2015年1月21日から3月31日、4月1日から8月31日、10月1日から16年2月28日の計3期で、現在は第1期を募集中だが、第3期まで運営を続けることも可能。市は小売・サービス業などの出店を想定している。また期間中は中小企業診断士による集客や広報、リピーターを増やす方法などについての相談もできる。
空き店舗を活用
空き店舗のある和田町商店街協同組合は小売店が少なく、買い物客が来ても欲しいものが手に入りにくい状況だという。同事業で商店街活性化だけでなく、小売業の店舗が開店することによる課題解消も狙う。同組合の野上三男副理事長は「出店者が小売として成功し、そのままお店を続けてくれれば」と期待を寄せる。
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