区民や区内の企業・団体からなる鶴見まちづくり推進会議(佐藤信男委員長)のメンバーら9人が先ごろ、JR東日本本社を訪れ、深澤祐二副社長に対し、鶴見駅への中距離電車停車などについての要望書と、実現に向けた区民の署名2万935筆を手渡した。
同会議による要望書提出は毎年行われているが、署名は初めて。現在、相模鉄道などが整備中で、県央から都心までをつなげる「相鉄・JR直通線事業」が、現計画では鶴見駅を通過すること、JRが停車の課題として挙げていた「総持寺踏切」が廃止となったことなどを受け、昨年夏ごろから署名を集めていた。
今回の要望では、「相鉄・JR直通線の鶴見駅停車」にくわえ、「京急鶴見駅とのアクセス利便性向上などのための駅施設の充実」、「鶴見線のラッシュ時混雑緩和と安善駅へのトイレ設置などの利便性向上の取組み」の3点を柱として伝えた。
要望と署名を受け取った深澤副社長は、鶴見駅への中距離電車停車について、「鶴見に新たな駅ができると、ネットワークの中で非常に大きな結節点になることは認識している。(直通事業で使用する)JR貨物との協議を続けている状況で、引き続きしっかりやっていきたい」と応えた。
また、東口整備については、「ペデストリアンデッキも含めた市の計画が具体的になったら相談してほしい」と協力に前向きな姿勢を見せた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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