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公開日:2013.02.01

高津区PTA協議会
「安心・安全な教育環境を」
発足40周年で指針

  • 式典に出席した村上会長(左)と星実行委員長

  • (右)マークデザインの入賞者らを表彰した

 今年度で発足から40周年を迎えた高津区PTA協議会は、1月26日、下作延小学校で記念式典を開催した。同協議会の村上恵一会長は「子どもたちのために、さらに安心・安全な教育環境づくりをしたい」と熱意を示した。このほか、区内中学校への給食の普及など、今後の課題に尽力する意欲を語った。



 高津区PTA協議会の創設は1972年。同年の川崎市の政令指定都市移行と高津区の誕生にともない発足した。以降、学校、家庭、地域をつなぐ架け橋として、区内の教育環境整備などに尽力してきた。近年ではスポーツ大会の開催や保護者によるパトロールなどの防犯活動の実施など、事業は多岐に渡る。



 今年度は、区内の小・中・養護学校全17校が参加したソフトボール大会を初開催。また、同協議会のイメージキャラクターとシンボルマークを一般公募の上決定するなど、新たな取り組みにも力を入れている。



 昨年6月に会長に就任した村上さんは、40周年を機に「少子化が進む中、将来、世の中のリーダーとなる人が高津区から育ってほしい。今後の課題は中学校への給食の普及」と語った。



 式典の実行委員長を務めた星幹夫さんは「40周年記念事業のテーマは『絆』。子どもは家庭や学校から、学業以外にも多くのことを学ぶ。地域ぐるみで子どもの健やかな成長を支える環境づくりのためには、PTAがイニシアチブを取ることが大切」とコメントした。



式典で児童の表彰も



 同協議会が発足40周年を記念し、1月26日に開催した式典には、区内各校のPTA代表者らをはじめ、秋岡正充区長、大島明川崎市議会議長ら来賓約100人が出席した。



 式典では、来賓の挨拶のほか、同協議会のイメージキャラクターとシンボルマークの公募で入選した子どもたちの授賞式も実施。村上会長、星さん、同協議会の活動に協力している川崎西ロータリークラブの戸張勝美会長が子どもたちに表彰状を手渡した。



 村上会長はこの日「先輩方が築いた歴史の深さを感じる。協議会を継承し、今後につなげていきたい」と決意を新たにした。

 

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