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母ちゃんずに感謝状 キャンプで被災者支援

社会

公開:2017年3月9日

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加山市長(左から3番目)から感謝状を受け取る竹内代表(同4番目)。左端は本合さん、右から2番目が鹿目さん=2月7日
加山市長(左から3番目)から感謝状を受け取る竹内代表(同4番目)。左端は本合さん、右から2番目が鹿目さん=2月7日

 東日本大震災の被災地に住む親子を無料で招き、保養キャンプを行っている市民団体『母ちゃんず』(竹内亜紀代表)=緑区在住=に対しこのほど、相模原市から感謝状が贈られた。

 同団体は2011年、区内にある幼児園「つちのこくらぶ」に通う子どもの母親たちが立ち上げた。福島第一原発事故の影響により、放射線量が高い屋外で安心して遊ぶことができない福島県に住む親子を市内などの公共宿泊施設に招き、2012年3月に保養キャンプを初めて開催。以降、年2、3回のペースで定期的にキャンプを行ってきた。内容は、川遊びから文化祭、体育祭、肝試しなど様々で、ボランティアスタッフによる太極拳やヨガなども実施。費用は、多方面から寄せられた支援金でまかなっている。

 竹内さんは、「最初のキャンプの時から比べ、子どもたちがすごく元気になった」と参加者の近況を語る。今年も3月29日から4月1日まで、東京都町田市の大地沢青少年センターでキャンプを開催する運び。応募は即日定員に達し、15組45人が参加する予定だ。

 今年1月、市から連絡を受けた竹内さんは、メンバーの本合生子さん、鹿目久美さんとともに市役所を訪問。被災者への支援に大きく貢献したとして、加山俊夫市長から感謝状を贈呈された。竹内さんは後日、当紙の取材に対し、「市長から『今後も被災者の支援活動のためなら施設利用は無料にする。困ったことがあればなんでも言ってほしい』と言っていただき、心強くてありがたかった」と謝意を述べ、「このキャンプを必要として来てくれる人がいる。これからも続けていきたい」と力強く話した。
 

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