平塚版 掲載号:2015年1月15日号

市美術館

気鋭の立体造形を展示 文化

小田薫さんの展覧会

高さ11mのホールに展示されている作品
高さ11mのホールに展示されている作品
 市美術館で湘南在住の若手作家による展覧会「小田薫の彫刻―記憶の住処」を開催している。鉄と真ちゅうを材料に蔵や家屋、ビルなどの建物をかたどった立体造形16点を展示。一見すると彫刻のようだが、金属を打ち延べて形成する鍛金(たんきん)という技法を用いた作品だ。

 小田さんは1979年東京都生まれ。東京藝術大学と同大学大学院で鍛金を学んだ。通学電車から眺めた車窓の建物や都会の街並みなどをモチーフに、自己を見つめ、過去を歩んできた記憶をかたちに具現している。ビルが林立する街の景色を表現した「ツナグ ツナガル」、強い意志を持って生きる人の姿を屋上の給水タンクに重ね合わせた「通ひ路」シリーズほか、時の移ろいや遠い昔、懐かしさ、存在と無などが感じられる作品が並ぶ。

 同美術館では「今回が7回目のロビー展。これまでで最も若い気鋭作家が展開する造形世界を、冬の日差しが注ぐ空間で堪能してほしい」と話す。展示は4月5日(日)まで。観覧無料。

 関連企画として1月24日(土)にダンスパフォーマンスを行う。出演は桜井陽さんと海保文江さん。午後4時から4時45分まで。5時から作品集『記憶の住処―小田薫の彫刻』の出版記念パーティーも開かれる。

 また、冬の所属品展「太洋と月と星をめぐる絵画」を2月15日(日)まで開催中。太陽と月と星を描き出した近代から現代までの作品45点を紹介。観覧料金は一般200円、高校・大学生100円。中学生以下と毎週土曜日の高校生、65歳以上の平塚市民は無料。

 開館時間午前9時30分〜午後5時。月曜日休館。問い合わせは同美術館【電話】0463・35・2111。

トキノクラ(写真提供/平塚市美術館)
トキノクラ(写真提供/平塚市美術館)

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