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都筑区 人物風土記

公開日:2026.03.05

ほっとカフェで小学生に向けて「南極ってどんなところ?」を講演した
中村 辰男さん
中川在住 62歳

  • 中村 辰男さん (写真1)

空を見上げ、道を駆ける

 ○…地域の小学生らに気象庁の業務で南極を訪れた際の活動内容などを紹介した。「子ども目線の発想で、素直に質問してくれたり、『南極に行ってみたい』と言ってくれたりする子もいてうれしかった」と慈愛に満ちた表情を見せる。「機会があれば近所の小学校などでも話してみたい」と展望を語った。

 ○…東京都葛飾区生まれ。少年時代は漫画『釣りキチ三平』の影響で釣りに夢中になった。「この頃から空を見るのが好きだった」と懐古する。気象庁を志望したのは高校生の頃。地学の授業で天気図を書いた時に「空を見上げる仕事」に憧れを抱いた。学生時代に南極に関する雑誌記事を目にし、「仕事でしか行けない大自然」に強く惹かれ、思いが強まった。

 ○…気象庁に入庁から8年。30歳の時、「第36次南極観測隊」として、初めて南極の大地を踏んだ。「感動したが、課せられた仕事の責任で浮かれてはいられなかった」と当時の心境を語る。任務は約1年4カ月。「一日中太陽が顔を出さない極夜の時期は生活リズムが崩れ、眠れなくなった」など苦労を吐露しつつ、「マイナス50℃の環境や輝くオーロラなど、ずっと思い描いてきた大自然を肌で知り、『夢が叶った』と実感する日々だった」と振り返る。

 ○…今日3月5日が62歳の誕生日。入庁以来、続けているランニングが健康の源だ。「健康管理のために始めたが、今では趣味というよりすっかり生活の基本になっている」と笑顔。10年以上前に都筑区に居を移して以来、緑道のヘビーユーザーだ。「休日は思いっきり走れる。この間、ウグイスの鳴き声を聞いて春の訪れを感じた」とうれしそうに話し、「走ることだけは今後もできる限り続けていきたい」と意気軒昂に語った。

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