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湘南みかんの新聞作り 親子らが体験学習

公開:2013年8月30日

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新聞の作り方について学ぶ参加者
新聞の作り方について学ぶ参加者

 大磯町と二宮町の特産品のみかんをテーマにした学習イベントが二宮町で行われた。夏休み中の小学生と親たちが8月18日、摘果作業とみかんを使った料理などを体験。24日にはその体験をもとに新聞作りに取り組んだ。

 親子体験学習会はASA二宮・ASA大磯・まちづくり工房「しお風」が主催。参加者は二宮町中里の畑でみかんの品質を良くするために実が小さく青い段階で間引く「青摘み(摘果)」作業を体験した。続いて、町内の京料理店の指導を受け、青摘みみかんの果汁を使ったちらし寿司などの料理にチャレンジ。写真教室もあり、プロカメラマンから撮影の仕方を学んだ。

 これらの体験後の24日、青摘みみかんをテーマに新聞作りを実施。老人福祉施設つぐみの丘コモンズのコミュニティー室に親子3組と高校生、二宮小学校の教諭ら10人が集まった。朝日学生新聞社の高橋宏輔さんが講師を務め、新聞記事が大見出しと小見出し、リード、本文で成立することや記事の書き方を説明。「社会の出来事を正しく伝えるのが新聞の役目。読む人が興味を持てる記事を書くことが大切」と語った。

 参加者は撮影した写真の中から印象に残った2枚を選び、A3判のレイアウト用紙に配置。記事や見出しを書いて新聞を完成させた。妹と父の3人で参加した田中篤くん(山西小学校5年)は、家族が笑顔で青摘みを体験した様子とみかん料理について記事をまとめた。ニホンウナギのことを調べて新聞を作った経験があり「タイトルや写真の説明文を入れたので、前に作った新聞よりも上手にできた。とてもいい勉強になった」とうなずいた。

 「みかんが地元の特産品であること、青摘みを初めて知る参加者が多かった」。体験会を企画した「しお風」の神保智子さんは「今後も体験学習を毎年実施し、湘南みかんの歴史や魅力を伝えていきたい」と話す。

 参加者が作った新聞は11月に開催される写真展で展示する予定。
 

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