北條氏に想いはせ 墓前祭を開催
北條遺跡顕彰会(鈴木睦雄会長)が今月11日、おしゃれ横丁内にある北條氏政公・氏照公の墓所で墓前祭を行った。
墓前祭には同会会員やおしゃれ横丁商店会のメンバーが次々と訪れ墓前に線香を手向けた。大野速雄副市長も駆けつけ「このような史跡の保存が魅力ある町につながる」と話し、墓所の清掃など管理にあたる会員に改めて感謝を述べた。また、追善供養を行った人たちには同会から、墓所の象徴となっている「幸せの鈴」が贈られた。
北條氏4代城主の氏政公とその弟・氏照公は豊臣秀吉の小田原攻めを受け1590年7月11日に自刃。同会は命日を偲び毎年この日に追善供養を行っている。