小田原市議会の9月定例会が9月1日(月)に開会する。会期は10月2日(木)までの32日間。小田原駅・小田原城周辺のまちづくりに関する補正予算など、提出された16の議案について審議される。
補正予算案に計上された主な事業は、保健予防の充実や農林業の振興など。10月から定期予防接種に、小児の水痘と高齢者の肺炎球菌が追加されることを受け、水痘ワクチン等の予防接種事業に6763万8千円を計上する。
また、地域産木材利用拡大事業費は560万円を増額。地域農業活性化に向けて実施したオリーブの苗購入費補助が好評だったことを受け、同事業には41万2千円を追加計上した。「小田原オリーブ」の新ブランド確立をめざす方針だ。
一方、小田原駅・小田原城周辺のまちづくりに関する事業費は、お城通り地区再開発事業費の大幅な減額により、4億3741万円減額補正された。
これは、建設費として見込んでいた国土交通省からの社会資本整備総合交付金の内示額減額に伴うもの。事業を2カ年の継続事業にし、内示額を平準化した。駐車棟は来年9月の完成予定だ。
このほか、地方税法の一部改正による、軽自動車税率を引き上げる条例、性同一性障害者の人権に配慮し、印鑑登録証明書から性別の記載を廃止する条例などについても審議される。
会議日程は次のとおり。▽9月5日(金)/建設経済常任委員会、▽8日(月)/厚生文教常任委員会、▽9日(火)/総務常任委員会、▽12日(金)・16日(火)〜18日(木)/一般質問、▽18日・19日(金)・22日(月)・24日(水)・29日(月)・/決算特別委員会
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