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公開日:2023.02.04

チョイジルスレン選手
学生横綱に祝福の輪
「力の限り上を目指す」

  • 右から岸田顧問、チョイジルスレン選手、水野学校長

 昨年11月の全国学生相撲選手権個人戦で優勝した旭丘高校出身、バドジャルガル・チョイジルスレン選手(日体大4年)の祝賀・激励会が1月26日、同校で開催された。神奈川県勢初、節目の第100代となる学生横綱を祝おうと、多くの支援者らが駆け付けた。

 チョイジルスレン選手は2016年、同校が取り組む国際連携教育の一環として受け入れた第1期留学生の一人。高3時はインターハイで準優勝しており、今回が初の学生大会制覇となった。

 多くの関係者から祝辞を受けたチョイジルスレン選手は「小田原に育ててもらった思いは強く、第二の故郷で応援してもらえるのがうれしい。これからも力の限り上を目指して頑張っていきたい」と大相撲での活躍を誓った。

 水野浩理事長・学校長は15年冬に岸田光弘相撲部顧問らと行ったモンゴルでの選考会などを振り返り「工夫する姿勢や勝負への真剣さが感じられる生徒だった。皆さまからの激励もチョイジルスレンの今後の糧になれば」と話した。

 相撲部員らに長年、毎晩の食事を提供している小田原相撲連盟の田川順也会長も「優しい性格で入学当初は立ち合いに課題があった。研鑽を重ねて掴んだ今回の栄冠は感慨深い」と目を細めた。

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