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足柄 教育

公開日:2016.03.12

プロレスラーが人生訓
開成町土曜学校、プレ開催

  • 空手チョップを披露する大谷選手(右)、中央奥は星川さん

  • 両親と星川さん(中央)

 開成町が新年度から本格実施する「開成町土曜学校」のプレ開催が5日、町立文命中学校で開催され、プロレス団体「ZERO1」の大谷晋二郎選手が講演し、地域の小中学生や大人など150人が大谷選手の話に耳を傾けた。

 大谷選手が社長を務める「ZERO1」には開成町中之名に住む星川尚浩選手(41)が所属している。

 文命中から県立小田原城北工業を経て1993年に「みちのくプロレス」でデビューした星川さんは、2001年に故・橋本真也氏が旗揚げした「ZERO-ONE」の旗揚げに参加。ここから大谷選手と交流を深めた。

 2004年の試合中に急性硬膜下血腫で倒れ、一命は取り留めたが手足や会話に障害が残った。現在は南足柄市内の足柄療護園でリハビリを続け、リングへの復帰を目指している。

かたい絆

 この日、大谷選手は星川選手からの打診に応え開成町で講演。「ほっし〜の母校で講演することは夢でもあった」と同町を訪れた。

 いじめをテーマに講演した大谷選手は「夢を持ち頑張り続ける人に、いじめをする人はいない。夢を持ってほしい」と生徒らに語りかけ、職員を相手に水平チョップも披露した。

 大谷選手に促され、スポーツトレーナーになる夢を参加者の前で発表した1年生の小川巧馬くんは「大谷選手も努力をして今があると思う。自分にできることを考えてそれをやり続けたい」と話していた。

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