中区・西区・南区 社会
公開日:2026.02.05
中区障がい児者親の会
消防署・団員と防災研修
中区障がい児者親の会(NAPAS)は1月24日、本牧地区センターで防災研修を行った。当事者とその家族、支援者ら約25人が参加した。
同会は、約2年前から年に数回、自助力を高めようと研修を実施。障害の特性や普段の様子を踏まえ、緊急時に落ち着いて対応できるようになることを目的としている。
現役消防士と消防団員で立ち上げた団体「防災マインド・&・マネジメント」代表の五味篤さん、副代表の佐藤文彦さんと、障害福祉支援を行う「くどおかステーション」代表の工藤暢子さんが講師を務めた。食べ物が喉に詰まった時の初期対応や、避難する際に動けなくなった時に毛布やシーツを使って搬送する方法、三角巾の使い方などを、実践を交えて説明した。
講師と参加者の全員で緊急時の対応を考える場面もあった。避難が必要だが動いてくれない時やパニックになってしまった時の対応については、「大好きな〇〇さんに会いに行こう」と声をかけたり、やめてほしいことよりもやってほしいことを伝えるなど、多様な意見が挙がった。
地域の人にも理解を
親の会副代表の高田明子さんは「周囲の目もあり、地域の避難訓練に障害者やその家族が参加し辛いという課題がある」と口にする。講師を務めた工藤さんは中消防団員でもある。障害の特性を地域の人に理解してもらい、災害時に協力が得られるような関係性を日頃から築くことが重要だといい、「誰もが避難訓練に参加できるように、顔つなぎの役割を果たしていけたら」と話した。
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