湯河原在住箱根勤務松原さん 彩りおでん グランプリ獲得 小田原市でコンテスト 全47品から選出
今月8日に小田原城で開かれた小田原おでんサミットの「第7回おでん種コンテスト」で、湯河原町福浦の松原健さん(35)のおでんが全47品の応募の中からグランプリに選ばれた。
コンテストのテーマは「肉」。会場には一次審査を通過した7品が並び、一般人と専門審査員の12人が次々と出品作をほお張った。松原さんが仕込んだ「城下町の彩り」はチーズを詰め込んだ鶏肉団子を白身魚のすり身で包んだ逸品。城下町の賑わいをイメージした野菜が彩りを添えている。「小さい頃から庖丁を握っていた」という松原さんは福浦小・湯河原中学を卒業後に料理の道に進み、現在は箱根湯本の料理店「花さがみ」で腕を振るっている。今年2月にコンテストを知り、上司の勧めもあって挑戦し、試作を重ねて応募したという。「いい経験になった。地元湯河原や箱根の地域活性化につながる料理も作りたい」と意気込む。今後は松原さんのレシピをもとに製品化され、10月の「小田原おでん祭り」で正式にデビューする予定。
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